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佐渡の海洋変化問題への取り組み ― KUROCO株式会社、ANEMONEコンソーシアムの取り組みを4月から本格始動

2024年4月1日 10時

中小企業のデータ活用を支援するKUROCO株式会社(本社:神奈川県横浜市、支社:新潟県佐渡市、代表取締役:齋藤健太)は、2024年1月に加盟したANEMONEコンソーシアムと連携しながら、佐渡島での海洋環境問題の対処に向けた活動を4月から本格化させていくことを発表します。海水温の変動による漁獲量の影響をはじめ、様々な海洋問題に対する解決策の提供に注力していきます。

ANEMONEコンソーシアムとは?

ANEMONEは、環境DNA分析を用いた生物多様性の観測ネットワークです。一杯の水から生物の種類や分布を調査するこの革新的な方法を通じて、従来の方法では困難だった広範囲での多点・高頻度の生物多様性観測を実現し、生物多様性と自然環境の変化を観察することを目的としています。2019年に設立されたANEMONEは、科学者、企業、大学、市民との協力を通じて、環境DNA観測の推進を図り、得られたデータは「ANEMONE DB」でオープンデータとして提供されています。これにより、生態系の変化を示す「生き物の天気図」として、多岐にわたる分野での利用が期待されています。
(ANEMONE DBはこちら:https://db.anemone.bio/

 

ANEMONEコンソーシアムとは上記で説明したANEMONEで得られた科学的データを「価値」に変化させるための団体です。

産官学民の幅広い主体が交流・連携・情報交換する場を提供し、環境DNA観測の基盤構築、関連技術の研究、実用化と普及の促進を推進していきます。

 

(参考PDF:東北大学大学院生命科学研究科 教授 近藤倫生 バケツ一杯の水 から存在する生物の種類や分布が分かる!日本で生まれた調査手法 "世界初" 環境DNAビッグデータが生物多様性を見える化! 生き物の天気図を示すオープンデータ「ANEMONE DB(アネモネデータベース)」の運用開始 海運会社や市民による継続的な調査体制も確立し、生物多様性回復や漁業等の産業貢献へ:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20220602_01web_anemone.pdf

佐渡島の海洋変化とその影響

佐渡島では、海洋環境の変化が漁業に大きな影響を及ぼしています。特に漁獲量の減少は深刻で、かつて豊富に獲れた魚が減少傾向にあります。新潟県の公開するデータによると、ブリやスルメイカなどの佐渡名産魚の漁獲量は近年減少しており、ほとんどの魚種が同様の傾向にあります。また、この問題は観光業にも影響を与えており、観光のハイシーズンでは、観光客に提供する魚が無くなるといったケースもあります。

(参考記事:新潟県 主な魚種の漁獲動向の見方:https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/382433.pdf

 

また、海洋環境の変化は予測不可能な大漁をもたらすことがあり、例えば2024年2月にはメジマグロが大量に水揚げされる事態も発生しました。

 

こうしたことが佐渡島を含めた全国各地で観察されていて、近年の海洋環境の大きな特徴になっています。

 

KUROCOのANEMONEコンソーシアムへの参加理由

「日本をデータで支えるKUROCO(黒子)となる」というミッションを掲げるKUROCOは、2023年4月に佐渡島にデータセンターを設立しました。

 

佐渡島の豊かな自然環境とその変化をデータで支えることも1つの目標としており、海洋問題への取り組みにも今後注力していきたいと考えています。

今後の取り組み

世界的な気候変動により、これからも海洋環境は変化していくと考えられます。これを踏まえ、KUROCOは佐渡島及び新潟県周辺での環境DNA観測を主導し、地元の市、他企業、学校、有志との協力のもと、定期的な調査・研究を進めていきたいと考えています。得られたデータは、佐渡島の漁業や関連ビジネス、地域住民の生活向上に役立てることを目指します。

 

佐渡島は、その独特の地理的位置と自然環境により、豊かな生物多様性を有しています。この生物多様性の保全と解明を目的に、海洋だけでなく森林や里山での環境DNA調査も行うことで、稀少な動植物の保護にも寄与したいと考えています。

協力団体・組織の募集について

如何に述べた通り、当社では今後、佐渡島を中心とした環境DNA調査の普及に力を入れ、これをビジネスや地域生活の向上に役立てる取り組みを進めていきます。しかし、このような継続的な活動を実現するためには、私たちだけの力では足りません。県や市などの公的機関の支援はもちろんのこと、島内外の企業、組織、団体との連携が不可欠です。

 

この記事を読んで少しでも興味を持たれた方、環境DNA調査に関わる活動に協力していただける団体・組織の方は、当社までご連絡ください。

 

さらに、ANEMONEコンソーシアムでは随時新たな会員を募集しています。海洋問題への共同対応に興味がある方は、ANEMONEコンソーシアムへの参加も検討してみてください。共に海洋環境の保全とネイチャーポジティブな世界の創出を目指しましょう。

(ANEMONEコンソーシアムの入会について:https://anemone.bio/

 

この記事お問合せ先:info@kuroco.team
 

 

 

(KUROCO株式会社について)

ビジネスのためのデータ活用に特化し、日本企業、特に中小企業の売上向上に貢献し日本をデータで支える黒子を目指す、データ分析企業です。

▶詳しくはこちらより

https://kuroco.team/

商号 KUROCO株式会社
代表 代表取締役 齋藤健太
事業内容

● データ分析、活用支援

● データ分析/可視化基盤の構築

● 実践的データ分析研修

設立 2012年1月
所在地

■本社

〒221-0052

神奈川県横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア14階

■佐渡島データセンター

〒952-0014

佐渡市両津湊353番地1 両津南埠頭ビル3F SADO PORT LOUNGE

■上海オフィス

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