パナソニック コネクト アジアとRFNetがシンガポール政府系へ宅配ロッカーシステムを導入し、ラストワンマイル課題解消へ貢献

パナソニック コネクト アジア(本社:シンガポール、社長:山名 義範)と同社グループ会社のRFNet Technologies(本社:シンガポール、Director CEO:Deric Lee Chyan、以下両社でパナソニック)は、2020年9月にParcel Locker Networkプロジェクトのシステム開発、設置及び保守サービスを受注し、500カ所への宅配ロッカー(以下ロッカー)の設置を完了しました。
本システムは、パナソニックとして初の大型物流インフラシステムの構築案件で、今後は、システムの保守サービスを通じて、本プロジェクトの納入先で、運営会社でもあるPick Network(シンガポール政府100%出資会社)と共に、より効率的でサステナブルな配達システムを実現し、現在のシンガポールの社会課題解決に貢献していきます。

本プロジェクトは、シンガポールでも急増しているe-コマース(2025年まで年率12~20%成長(※))に対応するため、シンガポール政府が、多くのオンラインショップや配達業者が利用できる共通宅配プラットフォームを構築し、より効率的でサステナブルな配達システムを実現することで、再配達の増加やそれに伴う環境エネルギー問題など、シンガポール社会がかかえる課題の解決を目指したものです。居住地区を中心にシンガポール全土1000箇所に設置し、そのうちパナソニックは500箇所分のソフト、ハードの開発・製造・設置、並びにLocker Management System(クラウド上に構築するロッカー管理システム)のソフトウェアの開発を受注、推進しました。

<システム概要>
消費者がオンラインショップにて商品を購入する際に、配達先として最寄りのロッカーを指定すると、Locker Management Systemが、指定された場所のロッカーを確保し、宅配業者にロッカーの場所を通知します。宅配業者が指定されたロッカーに商品の配達を完了すると、Locker Management Systemから、購入者にSMS、あるいはe-mailによって配達完了が通知され、購入者は、24時間いつでも指定されたロッカーから購入した商品を受け取ることが出来ます。

パナソニックは、今後もお客様の現場プロセスを革新するシステムを更に進化させ、お客様のビジネスの効率化と社会課題の解決を実現するソリューションを提供していきます。

【お問い合わせ先】
パナソニック コネクト株式会社 PR担当 Email:connect_pr@ml.jp.panasonic.com
ウェブサイト URL:https://connect.panasonic.com
宅配ロッカーシステム紹介動画 URL:https://youtu.be/vj_I-pkFyFQ

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